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■テレビの消えた日

――12年前。

太陽系に新たな彗星が加わった。

新しい彗星はそれまであったどの彗星よりも巨大であり、

彗星の持つ磁場は、
地球への最接近時に大規模な電波不通をもたらした。


通称
『テレビの消えた日』


地球から電波が失われた日、
主人公・美作慎吾(みまさか しんご)は家族を失った。

父の上司でもある穂坂健一によって、引き起こされた
電波障害を利用した事故によって……

事実を知った慎吾は、穂坂健一に復讐することを誓った。


12年後――

慎吾はひとりの新入学生と出会う。
重なり合う記憶が告げる真実。

彼女は穂坂健一の愛娘、
穂坂七海(ほさか ななみ)だった。


慎吾は、彼女をおとしめる事により、穂坂健一に復讐する事を決める。
愛する人間がボロボロになれば、
あの男も、自分が味わった苦しみを知る事になるだろう……と。

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